夫に謀殺された恨みから怨霊となった女。復讐を遂げた後は落ち着き、神奈川スミレと共に虐げられた妖女たちを助けたり相談に乗ったりしている。彼女と話すことで成仏できる霊も多い。倶楽部を通じて東京の外へも活動範囲を広げようとしている。
「何かあったら･･･私の所に来なさい･･･悪い男から･･･守ってあげるから･･･」
「そう･･･それは酷い男ね･･･私の鼠たちを･･･貸してあげましょうか･･･？」
「いつだって女は泣かされる方なのよ･･･でも男たちは知らない･･･女の恨みは･･･死んでも消えないってことをね･･･」
「職場での悩み･･･？それなら･･･スミレが相談に乗ってくれると思うわ･･･」
「スミレも悪い男の被害者だから･･･私たち気が合うの･･･ふふ･･･死んだ後の方が幸せだなんてね･･･」
＞神奈川スミレ
「あなたはいつでも成仏できる身なのに･･･いつも手伝ってくれてありがとう･･･たまにはそちらへ遊びにいくわね･･･」
＞大分ショウコ
「かわいそうに･･･魂が身体に囚われているのね･･･でも大丈夫よ･･･私たちは受け入れてあげるから･･･さあ おいで･･･」
＞高知シオン
「私たちも幽霊になってから結構経ってるんだけど･･･あなた、やっぱりクラゲの妖怪か何かなんじゃない･･･？」
本名「提灯お岩」
顔半分が腫れた姿で有名。「東海道四谷怪談」は、四谷のお岩伝説に当時の猟奇事件などを合わせて創作された歌舞伎。新宿区左門町にある二つの於岩稲荷に祀られているのも、「名前の由来となった」お岩さんである。
