妖女倶楽部

妖怪創作「妖女倶楽部」のキャラ設定置場。暫定版につき後に変更・削除する場合があります

山形チヅル

献身的で働き者の鶴。助けてもらった人間に命懸けで恩返ししたこともある。倶楽部の衣装担当で、会員それぞれから要望を聞き、デザインから生地作り・裁縫まで行う。天才的な技術を持つが、作業しているところを見られるのを極端に嫌がる。

「昔は自分の羽毛で織ってたんですけど、それでは全然足りませんし、さすがに身が持ちませんから・・・」
「もちろん私のような鶴女は全国にいますよ。鶴は昔から、人間と共生してきたんです」
「人間の服をそのまま着ればいいのに、皆さん妙にこだわるから作る方も大変ですよ~。こんな服、100年後の人間だって着ませんよね?」
「きゃあ~~~っ!!見ないでけろ、見ないでけろ~~~っ!!」

 

>熊本ヒヨリ
「例によってすぐに別れてしまいましたけどね・・・妖怪と人間では寿命もちがうし、一緒にいられたとしてもわずかな間だけでしょう・・・」

 

種族「鶴女房」
南陽市漆山地区には「鶴の恩返し」の伝説が伝わっており、鶴巻田・羽付・織機川など伝説にちなんだ地名が多い。金蔵という男に助けられた鶴は、女に化けて金蔵に嫁いで働き、最期に曼荼羅を手渡した。金蔵は僧となり、曼荼羅を宝として「鶴布山珍蔵寺」を開いたという。

◆参考資料
「日本怪異伝説事典」笠間書院

 

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