妖女倶楽部

妖怪創作「妖女倶楽部」のキャラ設定置場。暫定版につき後に変更・削除する場合があります

高知シオン

不気味な幽霊がいるとの噂を聞き東京アカリが会ってみたが、特に悪さはしていない模様。倶楽部の話を聞くと面白そうだからとついてきた。生前の記憶がないからか、のん気な性格。身体は年月を経て軟体になったらしいが、そんな特異体質は彼女だけだろう。

「う~ん、成仏してないってことは、わたしにも何か恨みとかあったのかな~?全然思い出せないんだけど~」
「おっ、あの人新人さんだね~。うふふふ~、ごあいさつごあいさつ~」
「国中の妖女が集まってるんでしょ~?わたしみたいな軟体動物もいるかな~?」

 

>東京アカリ
「アカリちゃんもスミレちゃんも、いつかわたしみたいな体になるよ~。うふふふ~」

 

>青森ミズチ
「すご~い、さすがのわたしも頭までぐにゃぐにゃさせるのは無理かなあ~。うふふふ~、わたしもミズチちゃんみたいな河童だったのかも~」

 

「土佐お化け草紙」より「骨なし女」。くらげ女ともいう。「元は潮江のはば山に住む幽霊にてありしが、年久しくなるほど、骨なき女となり、人の死たる家には必来り、夜な夜な、庭木によれもつれ、ひとりにこにこ笑て遊ぶとぞ。恐しや」

◆参考資料
「日本怪異妖怪事典 四国」笠間書院
「妖怪百物語絵巻」国書刊行会