三国を渡り人間を害していた妖狐。退治され石化した後も毒気を放っていたが、砕かれて欠片が全国に飛散し、力を失った。今は大人しく温泉に漬かりながら世の様を静観している。自分の「欠片」達の行方を各地の妖女から聞き出すために倶楽部に参加。欠片達を吸収し、元の力を取り戻そうとしているのでは?と穏健派から警戒されている。
「隠居も悪くないわ。今はこれでいいのよ。・・・今はね」
「欠片は私の子供のようなもの。子供達の行方が気になるのは当然でしょう?」
>大阪イズミ
「あんたの坊やのせいでこのザマよ。私をあざ笑いに来たのかしら?それとも監視?こんな重い身体で、今更暴れようなんて思わないわよ」
>石川マツリ
「私は長年生きてるからね、あんたとは妖力の桁がちがうのよ。・・・でもね、私みたいに退治されたくなかったら、あんたも人間をだますのはほどほどにしておきなさい」
本名「殺生石」
数千年を生きる大妖怪、九尾の狐。中国とインドで国を乱した後、日本に来て「玉藻前」と名乗り朝廷に取り入った。陰陽師に正体を見破られ、那須まで逃げたが退治され石となった。現在は那須温泉の観光名所となっている。