沢に棲む鰻の主。人間に警告するために娘の姿になったが、そのとき食べた人間の食べ物にハマり、それからは毎日人里で食事している。ただ人間のことはあまり信用していない。倶楽部の集まりでは様々な料理が味わえると聞いて迷わず入会。
「ある程度の力がある妖怪は、人間の姿をしてるもんだよ。それは人間のご飯を食べるためなのさ!」
「いや確かに鰻も人間にとっては食べ物だけど、私にだって鰻としての誇りがあるよ。さすがに同族は食べません!」
「人間だって他の生き物を食べないと生きていけない、それはわかるんだよ。だけど捕りつくして種を絶やしちゃうのはやりすぎじゃないかなあ・・・こんなこと言っても聞いてくれないんだけど」
>秋田タツコ
「クニマスおいしいですねえ~♪でもこの湖にしかいないんでしょ?捕りつくさないように気をつけてくださいね~」
>愛知シノ
「シノちゃんのお餅はおいしいねえ~♪うちにお嫁に来てください!」
「鰻沢」で若者達が毒を使って鰻を捕ろうと準備していたが、見知らぬ娘が現れそれを止めた。彼女に粟飯を食べさせて帰した後、予定通り毒を流すと、大量の鰻が死に、最後に巨大な鰻が浮かんだ。食べようとしてその腹を裂くと粟飯が出てきた。あの娘の正体はこの鰻だったのだ。