妖艶な天女。彼女に誘われてその柄杓の水を飲んだ者は命を奪われるが、最近は怪しんで誰も飲もうとしない。俱楽部に勧誘されるとあっさり入会し、会員間の手紙や小物の配達も引き受けてくれるが、途中でいい男を見つけると寄り道するので、人間の郵便より遅い。
「ねぇ~この水おいしいからさぁ~一口飲んでみなぁい?万病に効く天女の霊水よぉ~ほんとだってばぁ~」
「手紙ぃ?いいわよそのくらい~。でもちょぉっと時間かかっちゃうかもねぇ~あたし寄り道好きだからぁ~うふふ」
>香川シロ
「あたしはいつも空からエモノを見つけるんだけど~シロちゃんの方が町中のエモノには詳しそうねぇ~じゅるり」
>奈良カグヤ
「知ってるわよぉ~あんたモテモテだったんでしょぉ?なのにもったいないわぁ~あたしが遊び方教えてあげよっかぁ?」
種族「天降女(あもれおなぐ)」
羽衣美女(はごろもまんじょ)とも。奄美大島でいう天女。白い風呂敷包みを背負って天から下りてくるが、そのときは必ず小雨が降る。男を誘惑して命を取るという。また水を入れた柄杓を持っているが、決してその水を飲んではならない。