スピードを追い求める妖女。夜中に町中の通りを爆走するので危険だが、「自分の姿を見た者には災いがある」という噂を流して、人が近付かないように配慮している。倶楽部を通して全国の情報を集め、あちこち走りに行ってるらしい。
「どけどけエエエ!リン様のお通りだアアア!!」
「機関車並みのスピードだアアア!!」
「なーに見てんだよ!足取っちまうぞオイッ!」
>宮崎ナミ
「オマエ馬になれるんだってなア!?アタイとどっちが速いか競争だアアア!!」
種族「片輪車」
甲賀郡のある村に現れ、毎晩徘徊した妖怪。見ると祟りがあるといわれており、その姿を覗き見した女は自分の子をさらわれてしまった。女は悲しみを歌にして戸に貼り付けたが、それを読んだ片輪車は子を返してやったという。