妖女倶楽部の設立者であり会長。鬼であることを隠し、長年人間の世界で暮らしてきたので世情に詳しい。様々な知識や技術を持つ上強力な妖術まで使うので、ほとんどの妖怪は太刀打ちできない。全国を回り46人の妖女をときには説得し、ときには力ずくでスカウトした。
「女はクラブに入れない!?冗談じゃないわ!元始、女性は太陽であった!今こそ妖女たちも立ち上がるべきよ!」
「信仰を失った神は力を失い、やがて消滅する。妖怪も同じよ。このまま科学の発展が続いて、人間が妖怪の存在を信じなくなったら、私たちも・・・」
「妖怪はこのまま『滅ぼされる』のか、それともそうなる前に『滅ぼす』か・・・それをこれから、皆と考えていこうと思うのよ」
「もちろん倶楽部の本部は長野よ。私の家があるし、何より長野県は日本の中心でしょう?」
>群馬ボタン
「ありがと~ボタンなら理解してくれると信じてたわ!心配しなくても、私が戦うことなんてそうそうないはずよ」
>富山ヒナ
「あ~っまた引っかかってる!誰よこのポンコツ人形作ったの!・・・まあこれはこれで愛嬌があっていいか・・・」
>宮城マキ
「倶楽部の力を結集すれば、この国を乗っ取ることなどたやすいわ。ただそれが最善の手だとは限らない。穏健派の子もいるし、慎重に決めないとね」
>岐阜ユキノ
「ふふ、わかればいいのよわかれば。そうそう、欲しいのは情報だけだから、むやみに殺さないように」
>静岡レン
「一人で飲んでてもつまらないでしょ?上等のワイン持ってきたからちょっと話相手になってくれない?会長ともなると色々大変なのよ~」
>福岡アマネ
「たまたま私を斬った人間が平氏だったというだけよ。今さら怨んじゃいないわ。もう明治なんだから、あなたも源氏だの平氏だのってこだわるのはやめたら?」
>佐賀コマ
「ごめんなさいね、あなたほどの妖怪を眠らせておくのは惜しくて・・・でも倶楽部にはあなたと同じ化け猫もいるし、損はさせないわよ」
>長崎ヤシロ
「それって予言じゃなくて、あなたの立場からそう言ってるだけでしょ?まあ、私たちとしても神仏との争いは避けたいけどね」
>沖縄リサ
「アホかっ!!何かあるでしょほら、政府と県民の対立とか・・・はあ~こいつに任せたのが間違いだったわ・・・」
本名「鬼女紅葉」
戸隠で活動していた盗賊の首領。討伐軍に妖術で激しく抵抗したが、観音の加護を受けた平維茂に討ち取られた。一般的には鬼とされているが、鬼無里では村人を助けた女性として伝わっており、毎年「鬼女もみじ祭り」も開かれている。